SKYCOMの機能

OptiTrack解析評価ソフトウェア

「SKYCOM」(スカイコム)は、モーションキャプチャシステム「OptiTrack」で取得するデータを解析、評価するソフトウェアです。OptiTrackによる高精度に算出した位置座標データを用い、様々な解析がリアルタイムに行えます。さらに、取得した2つのデータを簡単に比較でき、評価する事が可能です。

解析機能

データ比較

2つのデータを読み込み、3次元ビューや解析ビューでデータを比較する機能です。同一対象の前後や異なる対象のデータの比較が簡単にできます。オンラインとオフラインのハイブリッドで、以前とったデータとリアルタイムに比較することも可能です。

各種データ変換

SKYCOMのデータ変換機能は、①モーションキャプチャの座標系をロボットやCAD等各種座標系へ変換する「座標変換」②移動対象のローカル座標系で動き量を解析する「相対変位変換」が可能です。今後も様々なデータ変換機能が追加される予定です。

データの自動抽出

解析したい動きを自動でカウントし、抽出する機能です。計測値から特定の物理量を閾値として設定することにより、解析したい動きを抽出します。試技全体のデータから動きの特性を抽出できる便利な機能で、カウントした動作から解析、評価につなげることも可能です。

クイックライブ解析

クイックライブ解析は、OptiTrackからストリーミングされるデータをライブで解析する機能です。ライブ解析する事で、実験中にリアルタイムにデータ確認やデータロストの有無を確認できます。さらに、トレーニングやリハビリで使えば、被験者にその場でフィードバックする事ができます。

マクロ処理機能

データ処理や解析の一連のフローを自動で記録し、自動で実行できる機能です。登録された機能を実行するだけなので、属人的にならず誰でも同じ解析結果を導き出せます。また、何十試技もの解析も登録された解析フローをワンクリックで実行する事ができます。

Motiveバッチプロセッサ連動

Motiveにて出力された複数試行のデータを全て同じタイミングで切り出したり、ファイルフォーマット変換の一括処理等をバッチプロセッサで行う事によりデータ取得→解析の手間は飛躍的に低減させる事が可能です。

同期計測データとの複合解析

複合解析機能は、OptiTrackで同期計測したデータと、キャプチャデータと同時に読み込み、再生や解析を複合的に行う機能です。OptiTrackで取得できないデータを同期計測し、例えば、荷重値と変位、温度による膨張のような相関グラフで解析を行うことも可能です。

解析項目一覧

マーカー1点 座標値、変位、速度、加速度、積算距離、指定フレームからの距離
マーカー2点  相対距離、相対変位、相対速度、相対加速度、垂直ひずみ
マーカー2点
(直線)
 角度、角変位、角速度、角加速度
マーカー3点  角度、角変位、角速度、角加速度、法線ベクトル
マーカー4点
(2直線)
角度、角変位、角速度、角加速度
剛体 座標値、変位、速度、加速度、積算距離、指定フレームからの距離、角度、角変位、角速度、
角加速度

 

カスタム解析機能追加サービス

表示機能

分かりやすい解析ビュー

算出した物理量をグラフ・デジタル数字・ゲージ・水平/垂直バーなどご自身にあった形で表示する事ができます。複数のデータをそれぞれ異なった形式で表示することもでき、ご自身で見やすい形で解析ビューをカスタマイズする事が可能です。

タイル/オーバーラップ表示

タイル表示では、3次元ビュー・ビデオウインドウ・解析ビューがタイル状に表示されます。一方、オーバーラップ表示では、各ビューを重ねてひと画面にビデオや解析結果を同時に表示することが可能です。視線を移さず同一ビュー上で、現象とデータを見ることが可能です。

補間・フィルタ処理のプレビュー

SKYCOM上で3次元座標データの補間やフィルタ処理を行う際、処理結果をプレビューで確認してから適用する機能です。何度もやり直す手間がなく、データを確認しながら適切に座標補間やフィルタ処理を簡単に行うことが可能です。

3次元アニメーション表示

Motive: Bodyでスケルトン定義されたデータを3Dモデルで表現する機能です。さらに取得したデータを基に、変位・加速度・姿勢角度等をコンター表示することができます。モデルは2種類からお選びいただけます。

出力機能

データ出力

解析結果やデータ編集した結果を出力する機能です。解析項目から選択した解析結果はExcelで、元データはSKYCOM形式のCSVやMotive形式のCSVに出力することが可能です。

レポート出力

解析結果をレポート出力できる機能です。1枚に最大6つ、解析結果を出力する事ができます。印刷はもちろん、PDFやExcel形式で出力が可能なため、配布資料としてもお使いいただけます。

動画出力

解析結果を動画出力できる機能です。解析結果を表示した画面を自動で出力することも、指定したエリアのみ出力することも可能です。PDFやExcelでは伝わりにくい視覚的な表現も動画で共有できます。

フリービューア

解析結果をプロジェクトファイルとして出力する機能です。さらに、ドングルなしで使えるフリービューアで開くことが可能で、チームメンバーで解析結果を共有することが可能です。3次元ビューの見る角度を変えたり、解析結果のグラフを拡大したり、動画やPDFでは実現できない柔軟性があります。