SKYCOM

OptiTrackのデータをその場で解析、評価できるSKYCOM

SKYCOM(スカイコム)は、OptiTrackで取得するデータを解析、評価するソフトウェアです。OptiTrackによる高精度に算出した位置座標データを用い、様々な解析がリアルタイムに行えます。さらに、取得した2つのデータを簡単に比較でき、評価する事が可能です。最新のアーキテクチャでタブレットPCでも解析を行う事が可能でユーザビリティに優れています。
SKYCOMによって、モーションキャプチャが変位計や加速度計に代わる非接触の計測システムに生まれ変わります。動きの特性から必要なデータを自動抽出し検証する機能を始め、解析の幅を広げる独自の機能が多く搭載されています。
※特許出願中:特願2015-178122号

SKYCOMの解析

SKYCOMは、OptiTrackのデータから、様々な物理量を計算します。変位・速度・加速度・角度の物理量はもちろん、FFTや垂直歪も解析できます。解析したデータは、SKYCOM上でお好みの形で表示でき、その解析結果をCSVで出力する事も、画面をそのままビデオ出力する事も可能です。
なお、解析は、OptiTrackで計測し出力したデータを解析する事も、OptiTrackからストリーミングされるデータのオンライン解析も可能です。

SKYCOM解析項目一覧
マーカー1点 座標値、変位、速度、加速度、積算距離、指定フレームからの距離
マーカー2点  相対距離、相対変位、相対速度、相対加速度、垂直歪
マーカー2点(直線)  角度、角変位、角速度、角加速度
マーカー3点  角度、角変位、角速度、角加速度
マーカー4点(2直線) 角度、角変位、角速度、角加速度
剛体 座標値、変位、速度、加速度、積算距離、指定フレームからの距離、角度、角変位、角速度、角加速度

※解析結果表示方法:グラフ、デジタル数字、ゲージ、水平・垂直バー

クイックライブ解析

クイックライブ解析は、OptiTrackからストリーミングされるデータをライブで解析する機能です。ライブ解析する事で、実験中にリアルタイムにデータ確認やデータロストの有無を確認できます。さらに、トレーニングやリハビリで使えば、被験者にその場でフィードバックする事ができます。

同期計測データとの複合解析

複合解析機能は、OptiTrackで同期計測したデータと、キャプチャデータと同時に読み込み、再生や解析を複合的に行う機能です。OptiTrackで取得できないデータを同期計測し、例えば、荷重値と変位、温度による膨張のような相関グラフで解析を行うことも可能です。

タイル/オーバーラップ表示

タイル表示では、3次元ビュー・ビデオウインドウ・解析ビューがタイル状に表示されます。一方、オーバーラップ表示では、各ビューを重ねて1画面にビデオや解析結果を同時に表示することが可能です。視線を移さず同一ビュー上で、現象とデータを見ることが可能です。

各種データ変換

SKYCOMのデータ変換機能は、①モーションキャプチャの座標系をロボットやCAD等各種座標系へ変換する「座標変換」②移動対象のローカル座標系で動き量を解析する「相対変位変換」③絶対値を正規化する「相対位相変換」が可能です。今後も様々なデータ変換機能が追加される予定です。

データの自動抽出

解析したい動きを自動でカウントし、抽出する機能です。計測値から特定の物理量を閾値として設定することにより、解析したい動きを抽出します。試技全体のデータから動きの特性を抽出できる便利な機能で、カウントした動作から解析、評価につなげることも可能です。

データの比較

2つのデータを読み込み、3次元ビューや解析ビューでデータを比較する機能です。同一対象の前後や異なる対象のデータの比較が簡単にできます。オンラインとオフラインのハイブリッドで、以前とったデータとリアルタイムに比較することも可能です。

動力学解析のBody Advancedオプション

OptiTrackのMotive: Bodyにて床反力計と組み合わせて取得した動作データを用いた、学術的に裏付けのある日本人の骨格モデルに基づいたアルゴリズムを用いた関節中心算出および動力学計算による屈曲伸展や内外旋等の関節角度、関節モーメント、関節パワー、身体重心等を計算し、比較解析を行う事が出来ます。筋電や脳波、心拍等の生体信号も取り込み、複合的な解析を行う事が可能になります。

SKYCOMのユーザビリティ

SKYCOMは、ドラッグ&ドロップを中心とし、タッチパネル操作を意識しています。操作性だけでなく、ビジュアル表現にも力を入れています。例えば3次元ビューのフォロービュー機能は、指定のマーカーを常に画面の中心に表示できます。SKYCOMの画面上で見る解析評価結果は、ビデオキャプチャし、動画にする事も可能です。
直感的な操作性を追求し、あったらいいなと思える機能を搭載し、ユーザビリティをトータルで向上させるため、日々開発しています。

ドラッグ&ドロップ操作

解析したいマーカーを3次元ビューから解析ビューへドラッグ&ドロップ。解析メニューが自動で開き、解析を誘導してくれます。さらに解析したい複数マーカーを一括選択し、アイコンをクリックすると、剛体やスティックピクチャを作成する事ができます。

補間・フィルタ処理のプレビュー

SKYCOM上で3次元座標データの補間やフィルタ処理を行う際、処理結果をプレビューで確認してから適用する機能です。何度もやり直す手間がなく、データを確認しながら適切に座標補間やフィルタ処理を簡単に行うことが可能です。

Motiveバッチプロセッサ連動

Motiveにて出力された複数試行のデータを全て同じタイミングで切り出したり、ファイルフォーマット変換の一括処理等をバッチプロセッサで行う事によりデータ取得→解析の手間は飛躍的に低減させる事が可能です。

マルチ言語対応

SKYCOMはマルチ言語対応に対応しています。現時点では日本語および英語を設定メニューから切り替えだけで全てのメニューの言語が入れ替わります。マルチ言語を前提として開発を進めてきており、今後はさらに対応言語を増やしていく予定です。